【女子】 「バスケットボールのある生活」
私たちは、1年生の時に入学・入部し、夏を越え、
冬を迎えようとした時、新型コロナウイルスによって、
部活動の休止や大会の中止など、初めての経験がたくさんあった代でした。
バスケットボールが当たり前のようにできていた今までの生活。
それが当たり前ではないことを実感しました。
2年生に進学した時、3年生のための試合が開催されることになり、
新チームが始まったのは通常よりも遅くなりました。
3年生が引退したあとには、チームや同学年ですれ違いが起き、
揉めることも多々ありました。
その度に話し合いを行い、自分の意見を言い合い、
全員でひとつにまとまることができました。
いろいろなことがあった高校生活の部活動における2年半。
苦楽を共にし、良い所も悪い所も
全てを言い合えた仲間との最後の大会が始まり
私たちは、引退を迎えようとしています。
このバスケ人生にどう終止符を打つか。
そして、3年生として後輩に見せるべき背中。
ただ引退を迎えるだけでなく、国士舘高校バスケットボール部の伝統が
継承されるようなプレーをして引退を迎えたいと思います。
バスケットボールだけでなく、人として成長できるように日々指導してくださった先生方や
スタッフの方々。バスケットボール部に入部して出会えた方々。
キャプテン・副キャプテンを引き受けてくれて、最後までチームを引っ張ってくれた2人。
同学年として、先輩後輩として、切磋琢磨し合えた仲間。
そして何より、バスケットボールをやり続けることを許してくれて、
毎日優しく送り出し、応援してくれた両親。
すべての人に感謝の気持ちを持ち、自分にできるプレーを精一杯やりたいと思います。
そして、目標達成できるように、国士舘高校チーム高橋として最後まで頑張ります。
今までとは違い、無観客での試合となりますが、応援のほど、宜しくお願いします。
渡部