苦しみこそ人を成長させる
昨年5月、インターハイ予選「東京都ベスト64」をかけた戦いで
悔しい思いをしてからもうすぐで1年が経とうとしています。
私はこの悔しさを胸に1年間チームのキャプテンとして、先頭に立ってきました。
この1年間は、本当に辛く、もがき苦しんだ孤独の日々でした。
納得のいかないことが多々あり、時には人のせいにし、
投げ出すようなことをしてしまい、たくさんの人に迷惑をかけてきました。
しかし、この苦しみこそ、私にとって人生の財産になったように感じます。
これから先、社会に出るにあたり、孤独こそ最後まで自分の正しいと思ったことを
貫き通すことができ、仲間と意見を交換し、コミュニケーションを取るなかで
より良い方向へと向かうよう、さまざまな角度から物事を考える力を
養うこと出来たのではないかと思います。
こうしてキャプテンとしてチームに携わる事が出来、
高校生の時期で貴重な体験をさせていただいたのも先生をはじめ、
部員のみんなが私のことを推薦してくれたからこそ
出来たことなので心から感謝しています。
最後に国士舘高校でのバスケットボールを通して、人は支え合って生きている。
一人では決して何も出来ないと感じました。
バスケットボールは仲間がいて、相手がいて、審判、TO、
大会を運営してくださる人がいるからこそ、私たちは公式戦に出場し
バスケットをすることが出来ています。
ほかにも私たちには見えない陰で支えてくれている人もいます。
そして大好きなバスケットボールを出来ているのも、指導してくださる先生、
お忙しいところ、遠い会場まで足を運んで、アドバイスをしてくださるOB・OGの方々、先輩、保護者の方々、そしていつも私の味方をし、支えてくれる両親がいるからです。
だからこそ私たちはチーム一丸となり、必ず目標を達成し、結果として
感謝の気持ちを恩返しします。
応援のほどよろしくお願いします。
キャプテン 浜田 匠