最後としてのけじめ

投稿日: カテゴリー: 女子

最後としてのけじめ

 


つい最近入部したはずだった私達が、もうすぐに最後の大会が始まります。

一年生の時には、まだ二年ある。

二年生の時には、あと一年。

三年生になった今、もう次はないというところまで来てしまいました。

新チームが始まり、新しい仲間も増え16人となったこのみんなでBest32という目標を

達成しようと決めましたが、10人となった現在。

人数が少ないという事を、何かしらに言い訳にしてきた時もありました。

ですが、そんな中でも夏季大会で優勝。

試合前とは思えないような追い込みの練習内容でも各上相手に勝利できたなど、

自分たちはどんな状況であれ、やればできるという事をチーム全体が思えました。

仲間のことを考え厳しくすることもありますが、それがチームを向上させる策であり

上手くいく時や上手くいかない時もありました。

ですが、その成果をコートの中で表現できるのも残りわずかです。

自分たちが目標としているBest32というのは、先輩方でも達成することが出来ず、

どのようなものなのか、どれほど難しいことなのか、自分たちで理解できている中で

どう達成していくかが残りの期間までの課題です。

私は途中から副キャプテンとなりましたが、副キャプテンとして何ができたかと

問われたら何も答えられないだろうなというのが正直なところです。

まとめることができていないのならせめてプレーで挽回しようというのが

毎日の自分の目標であり課題です。

私に期待してもらっている事に対して、どんな時でも自分が流れを変えようと

常に思っていましたが、時にプレッシャーになることもありました。

しかし、自分を表現できるのもまた、残りわずか。

すべてにおいて、残された時間は限られています。

インターハイ予選では、副キャプテンとしてもインサイドとしてもチームを引っ張り、

次頑張ろうという言葉はなく、一回に今まで練習してきた全てをかけ、

後悔しない結果を出し、この最高のチームで必ず目標を達成します。

そして、いつも応援してくださっている方々や一年生の時から

指導してくださっている先生方のためにも、集大成として目標を必ず達成します。

応援のほどよろしくお願いします。

 


能上紗穂

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