高校生のバスケット生活最後の大会まで、
残る日にちはもう数えられるくらいになりました。
2年間を振返ると・・・
1年生の時、野球出身者の自分は野球少年と名付けられ、
バスケットボールも持ったこともなかった自分に、先輩方がルールや
基礎的なことを1からすべて丁寧に教えてくれました。
練習を積み重ね、ハードな練習にも慣れて、毎日バスケットをするのが
だんだん楽しみになりました。
2年生の時、自分にも後輩ができ先輩方が引退して、
自分達の代になりました。
夏合宿でバスケットボールと言うスポーツをかなり理解して
帰ってくることができました。
それから練習試合を積み重ね、チームの結束力も強くなり、
東京都ベスト32を目指して、新人戦に臨みました。
しかし、都立芦花高校に負けてしまい、逆襲を誓いました。
新人戦後、気づいたらバスケットボール歴2年の自分が、
第一支部選抜の候補選手に選ばれてしまいました。
周りの選手の高校名を見ると、名のある高校ばかりでした。
しかし、上手な選手達と練習や試合をすることで、
普段得られないものを沢山得ることができました。
これもベスト32がけの舞台まで勝ち上がったチームの皆と
先生方のおかげだと節に思いました。
しかし、その後すぐに、急性副鼻腔炎にかかってしまい、
長期離脱。結局、手術をすることになりました。
完治後、練習に参加してみると、右側での1on1以外のことは
綺麗に忘れているような気がしました。
今年度になり、練習をしていくうちに徐々に試合勘を取り戻し、
いよいよ次は最後の大会になりました。
このチームにできる残りの練習を悔いの残らぬよう全力で取組み、
チーム森本の目標である東京都ベスト32まで勝ち上がって、
笑って終われるようにしたいです。
最後に、中学生の時に全国3位と言う実績があり、高校でもやる予定
だった野球を高校ではやらないと言った時の身内からの反対の声を
押し切り「バスケットボール」という新たなスポーツに挑戦して
本当に良かったと思います。
あのとき、野球をやっていたら、味わうことができなかった経験や
充実感を沢山味わうことができました。
先生方、OB・OG、マネージャー、先輩・後輩、同級生、保護者への
感謝の気持ちを忘れずに、これから最後の大会に臨みたいと思います。
ここまで自分を育ててくれた国士舘高校バスケットボール部、
3年間ありがとうございました。
榎本