私は国士舘高校に入学して、2年間バスケットボール部員として
活動してきました。
そしてあっという間に高校生活最後となるインターハイ予選が目の前にきました。
入部した時、まだ何もわからない私たちに部活での準備をわかりやすく
1から丁寧に説明してくださった先輩方がいて、ただただ覚えるばかりでした。
仕事を間違えても怒らず優しく指導してくださって本当に感謝しています。
3年生が引退して、本格的に練習に参加して、バスケの上手さ、
体格や体力の違いに圧巻されました。
私が中学校でやってきたプレーがほとんど通用しなくてびっくりする毎日でした。
走るトレーニングでも全然タイム内に入れなくて、どうすればいいかわからなく
なっていた時に先輩が声を掛けてくださってそれがすごく力になりました。
そして二年生となり、下級生が入ってきて私が教わってきた部活での仕事、
先生方に対する挨拶の仕方をすべて後輩に教えてあげようと思いました。
自分が教える立場になってやっと大変さがわかりました。
第二体育館が工事することになって鍵の管理、部活で使うものを片付ける場所など
が大幅に変わり、覚えるのも覚えさせるのもかなり苦労しました。
やがて3年生になり、体育館で練習する時が極端に少なくなりました。
練習環境があんまりよくない中、どこであろうと今与えられた環境で
やらなくてはいけないことを学びました。
スカイコートだったら天候を気にせず、今できることを精一杯やろうとしました。
しかし思い通りに出来ないことの方がたくさんありました。
そんな中、春休みに行った岩手遠征では、最終日までチーム一丸となって
全勝していたのに、たった30秒の自分の不甲斐ないミスで
チームが負けてしまったことをすごく後悔しました。
その時に、普段練習で先生やコーチが言っている始まりと終わりは特に
気を引き締めてやらないといけないということを痛感しました。
ですが、次の試合からは二度と同じ後悔をくり返さないように、
ミーティングで話したことを思い出し、気を取り直して
残りの試合は勝つことができました。
インターハイ予選では負けたら引退という大事な大会なので同じミスを
しないように一戦一戦チームに貢献できるように頑張りたいです。
最後に今の私たちがあるのは、新井先生、福田先生をはじめマネージャー、
深澤コーチ、中田さん、OB・OG、両親のおかげです。
私たちのために全力で応援してくださっている方々のためにも、
自分たちの目標を達成するためにも、最後に笑って終われるためにも
チーム一丸となって全力で試合に臨みたいと思います。
茶谷