何としてもの3年間

投稿日: カテゴリー: 男子

私が高校に入学し、バスケットボール部に入部した理由はいくつかありました。

なかでも一番大きな理由は、中学校でもバスケットボール部に所属していましたが、

足に怪我を負うなど、思うように練習に参加できず、

中学校時代の部活動に大きな悔いが残っていたからです。

高校生になり足の怪我も治ったので、これを機会に部活動は

バスケットボール部に所属しようと決意しました。 

入部したての頃の目標は、何としても三年間しっかりと続けていくことでしたが、

部活動に参加していくにつれ、目標は少しずつ変化していきました。

夏休みの合宿に参加し二学期を迎えるころには、部の中で自分をどう役立てて

いくかということを考えながら活動するようになりました。

二年生になると、新入部員が入り後輩ができたことで、自分たちは先輩という

立場になりました。最初はあまり実感がありませんでしたが、日が経つにつれて

先輩としてどうあるべきなのかを考えるようになりました。

バスケットボールがあまり上手ではない自分ができることは、プレーで手本に

なれないかわりに後輩が間違った行いをしたときに、それを正してやることだと

考え、自分のできることをできる限り行っていこうと思いました。

二年生の中でも後輩への対応について、何回か話し合いを行い意見を出し合い

ながら活動してきました。

 そして、三年生になり大会も残すところ一回となりました。 

先の東日本大震災の影響や練習場所である第二体育館の改装工事のため、

思うような練習ができずいましたが、今まで積み上げてきた様々なことを

思うと「このまま終わっていいのか」という思いが強くなりました。

高校時代の部活動にも残された時間はもう多くはありません。

三年間続けてきたバスケットボール部の活動に悔いを残さない為にも、

残り少ない時間をできる限り大切にして、ベストを尽くしていきたいと思います。 

入部当初の目標であった三年間続けていこうということは、あと少しで

達成できそうです。三年間と一口に言っても様々なことがあり自分にとっては、

とても濃い三年間でした。これらの経験はとても貴重なものとして自分の人生に

刻まれると思います。ここまで続けてこられたのは、自分たちの力だけではなく

陰で支えてくださった人たちがいたからです。

顧問の福田先生をはじめ新井先生、そして松本先生はもちろんのこと、

両親のバックアップや試合の応援に来て下さった父兄の方々等たくさんの人に

支えられて、自分たちがあることを心から感謝しています。

三年間積み重ねてきたことに悔いを残さないためにも、限られた時間の中で、

練習の質を上げ、モチベーションを上げて、男子バスケットボール部の目標を

達成するために今必要なことに全力で取り組みたいと思います。

そして、自分たちを支え、応援してくださった全ての人たちと達成感を

共有したいと思います。残り少ない時間をできる限り有効に使い、ベストを

尽くしていきたいと思います。

 

 

鈴木(秀)

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