【男子】 平成29年度 全国総合体育大会
東京都予選
第2回戦
平成29年05月21日(日)
会場校:都立三鷹中等高等学校
対戦校:都立武蔵高等学校
● 54-71
1Q 10-16
2Q 13-22
3Q 15-18
4Q 16-15
▼前半▼
スタート:#6 荒木(3年)・#8 伊藤(2年)・#9 渡邊(2年)・
#10 玉木(2年)・#11 武田(2年)
1Q
緊張感が漂う中、仲間に背中を押され、メンバーはコートへ。
ジャンプボールは国士舘が制し、ゲームスタート。
#6荒木のジャンプシュートが見事決まり、先制点は国士舘が得る。
続いて、#10玉木のファストブレイク、
#9渡辺のジャンプシュートが連続して決まり、点数を稼いでいく。
1Q後半、国士舘は気持ちに余裕が出来てしまったのか、
ファウルが度重なり、相手に続けてフリースローを与えてしまう。
その後も、相手にスリーポイント、ファストブレイクを決められ防戦一方となり、
10対16と6点差をつけられ1Qは終了した。
2Q
国士舘のオフェンスからスタート。
開始早々、相手にスリーポイントシュート、ミドルシュートを決められ、
負けずと#20桑水流(2年) がスリーポイントを放つがゴールに嫌われてしまう。
しかし、#8伊藤(2年)がそれをカバーするようにセカンドチャンスを決める。
#6荒木が勢いよく向かい相手のボールをスティールし、
ミドルシュートを放つがゴールに嫌われる。
国士舘はリバウンドになかなかいけず、
相手にセカンドチャンスを何度も許してしまう。
相手がタイムアウトを取り、国士舘も作戦を確認する。
ここから流れをものにしたい国士舘。
相手のパスミスにすかさず反応した、#8伊藤がボールを奪いシュートを決める。
残り時間1分、#11武田が相手のファウルを誘いだし、
フリースローを獲得するが決めきれず、23対38と差を広げられ2Qが終了した。
▼後半▼
スタート #6 荒木(3年)・#8 伊藤(2年)・#9 渡邊(2年)・
#10 玉木(2年)・#11 武田(2年)
3Q
観客席、ベンチから聞こえる後輩たちの応援歌を背にコートへ、後半戦がスタート。
相手のスローインからのスタート。
開始早々、相手にシュートを決められ先制点を許してしまう。
しかし、#6荒木のアシストから、#9渡辺のレイアップと連携プレーをみせ、
見事シュートが決まる。国士舘も負けていない。
その後は、粘り強いディフェンスで応戦するが、
相手に破られてしまい、点数を許してしまう。
残り3分、どちらも点が入らない状況を#7佐々木(3年)のオフェンスリバウンドから
#11武田へとパスを繋げシュートが決まり流れが変わる。
残り1分で、#11武田が連続してシュートを決め切ったが、
38対56と大きく差をつけられ3Qが終了した。
4Q
泣いても笑ってもこれがチーム齋藤にとって最後の挑戦。
円陣を組み直し、チームの心を一つにし、最終ピリオドが始まる。
国士舘のオフェンスからスタート。
開始1分、#6荒木のファストブレイクが決まり、国士舘の意地を見せつける。
続けて、#11武田がフリースローをもらい見事シュートを決める。
このまま流れに乗りたいところだが相手がそうさせてくれない。
必死にゴールに向かいシュートを放つものの、点数に繋げることができない。
そんな中、相手は点数を確実に決めていく。
どんな相手に押し負けていても、試合終了のブザーが鳴るまで諦めない。走り続ける。
#7佐々木(3年)、#9玉木、#11武田が必死にリバウンドにくらいつきシュートへと繋げる。
#6荒木、#8伊藤がミドルシュートを連続してきれいに決める。
残り1分、#4齋藤(3年)・#5川原(3年)、キャプテン・副キャプテンが交代する。
コートにいるメンバー全員がブザーの鳴る瞬間まで誰一人と諦めず、走り続けたが、
54対71と相手の大差を付けられ国士舘は敗北した。
この日も沢山の温かいご声援に背中を押され、
最後まで誰一人諦めることなく試合に励むことが出来ました。
温かい声援、本当にありがとうございました。
感謝してもしきれない程の大きな拍手は選手たちの心に大きく響いた事と思います。
この日をもって三年生は引退となります。
三年生全員が試合に出場し、各自与えられた時間で
精一杯のバスケットボールを見せてくれました。
全員が最後まで全力で取り組んでいたからこそ、
今までで一番全員が最高に輝いていました。
このチームは極めて強いチームではありませんでした。
BEST64という目標を決めてから約1年間、
その目標の元に集まった仲間たちとともに追いかける夢は
決して簡単といえるものではありませんでした。
三年生が四人という少ない状況で、チームはまとまるどころかバラバラになることもあり、
何度も何度もぶつかり合い諦めてしまいたくなるような事が続くこともありました。
ですが、そんな私たちをどんな時も見捨てず、
指導してくださった監督、コーチの大きな存在、OBOGの方々の熱い思い、
保護者の方々の支え、バスケットボール部の活躍を期待し信じてくださる方々が
いてくださったからこそ目標に向かって努力し続けることができました。
本当に沢山のご支援ありがとうございました。
チーム齋藤はこれをもちまして解散となりますが、
国士舘バスケットボール部はまだまだ続いていきます。
1,2年生のこれからの活躍にご期待ください。
本当にありがとうございました。
マネージャー 柴田(2年)