苦悩と苦労の先を

投稿日: カテゴリー: 男子

 苦悩と苦労の先を

 

私はバスケを中学三年生から始め、お世辞にも上手いとは言えませんでした。

体験入部したときからついていける気がしませんでした。

入部して間もない頃は新入生二人という少なさ。

もう一人は上手く巧みな技術を持っていましたが私は何も持っていませんでした。

しかしゴールデンウィーク明けに五人、入部希望者が入部し、新入生計七人になり、

その中でも私、意外にも初心者が入り少し心で引っ掛かっていた何かが落ちました。

夏休み、新入生だった七人も新入生とは言えなくなってきたとき

一年生だった三人がチームから離れていきました。

これから挫折しても、心が挫けても、気持ちが沈むことがあってもこの仲間と

頑張って行こう。先輩達を支えて行こうと誓いました。

初心者な私達、に些細なミスや失敗の改善点などをアドバイスしてくださり、

試合の時にもよく声をかけてくれ、初心者だった私に優しくしてくれたり、

怒って頂いた先輩達。そんな先輩達の大きな背中があったからこそ、

達成出来ずに終わってしまった東京都best64という目標を、

私達で達成したく、掲げました。

それを挑めるのは残り一大会、最後のチャンスとなりました。

これまで悔しい思いをし続けその度に話し合い何度も討論をし、

何度も競いあってきた仲間達。でも、このチームのこの仲間達で精進しあった

からこそ出来たことが多いと思います。

どんな時も仲間が、後輩が、いろんなところで声をかけてくれ、

助言をくれ、出場チャンスをもらった時にはアドバイスをくれ、声をかけてくれ、

背中を押してくれるからこそ頑張ってこられました。

ですが、個人としては今まで試合にあまり貢献出来ず、

思うようにプレーできていませんが、下級生が活躍するのをベンチで

見ているだけのつもりはありません。

そして、高校生活の中でクラス以外に居場所があることに感謝し、

今までお世話になった人に恩返しがしたいです。例年に比べ多く人数のいる仲間。

言い合いも多く、苦しんだ。それでも目標はいつも同じで、

手を伸ばしても伸ばしても、空の上だった目標を、

ここまでの約二年間で培われた技術、根性で届かせてみせる。

人数が少なくいつも皆それぞれの道を行く。だけれど必要な時に必ずすぐ側にいる

個性豊かな三年生。人数が多く、すごく元気でほんの少しお茶らけて、でもまじめで、

選手としても頑張ってくれる二年生。

いつも声を出して選手を陰で一番支えてきてくれたマネージャー。

入部したてで、右も左もわからないけれど、上級生に付いてきてくれる一年生。

そんな全員でやり続けてきたこのチームだからこそ

悔いの残らないように目標を達成したいです。

そして長いようで短かった二年間、私達は多くの方々にお世話になってきました。

福田校長先生をはじめ、口うるさく言ってくださる新井先生、

自分では気づかない所や技術を教えてくれる阪川先生、

秋まで教えて頂いた秋本コーチ、仕事が忙しい中でも様子をみて頂いた滝澤先生、

応援にかけつけてくださる、OBOGの方々、保護者の方々、

マネージャーに感謝の気持ちが溢れるばかりです。

皆様に恩返しができるように全力でプレーします。

 

最後まで応援の程よろしくお願いいたします。

 

 

佐々木

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