信念
バスケのルールなど知らずに、ほんの少しの興味から部活の見学に行き、
先輩達の圧倒的な力強さ、選手たちを支えるマネージャーの姿を見て、
入部を決意した2年前。
入部してからは、バスケの色々なことを知りたい。といった探究心が満ち溢れ、
毎日部活に行くのが楽しくてとても充実感に満たされている毎日でした。
しかし、そんな毎日も長くは続かず、マネージャーの仕事に慣れてきて、
少しの妥協が裏目に出て大きなミスへ繋がってしまい、
先生や先輩に迷惑を掛けてしまうことが沢山ありました。
部活を辞めてしまおう、辛いことから逃げよう、
自分のことばかり考えていたそんな時、監督に言われた言葉があります。
「選手たちが頑張っているのにマネージャーが弱音を吐いてはいけない。
選手たちはお前以上に辛い言葉を言われても逃げることはしていない。」
この言葉を掛けられた時、辛さから救われる事だけを考えていた
自分の未熟さに気付かされるのと同時に、マネージャーの第一信条である、
“PLAYERS FIRST”
この言葉を思い出し、もう二度と弱音は吐かないと決め、
その言葉が私の信念となり原動力となりました。
自分達の代になってから時間はあっという間に過ぎていき、
とうとう引退を掛けた大会が目前に迫りました。
何回も目標達成まであと一歩、といったところで勝利を掴み損ね、
チームがバラバラになっていた時期もありましたが、
今では16人全員の心は同じ方向、同じ目標に向かって突き進んでいます。
私達は試合終了のブザーが鳴るまで決して諦めません。
走り続けること。諦めないこと。それが私達の強さであり、チームとしての信念です。
自分の持つ信念を貫き、チームの為に全力で戦いに挑みます。
指導してくださる、監督、コーチ、
応援してくださっているOBOGの方々、保護者の皆様に
BEST64達成という形で必ず恩返しをします。
選手達の活躍にご期待ください。
応援の程、宜しくお願い致します。
物江桜子