最後にかける思い
国士舘バスケットボール部に入部して2年がたちました。
入部当初は中学時代の練習とはまったく違う世界で、何度も辛い思いをして
これから先やっていけるのかととても不安でした。
試合でみた先輩方の姿はとてもかっこよく、
私も先輩方のような選手になりたいという思いで不安はなくなっていきました。
夏や冬のきつい練習では何度もやめたいと思うこともありました。
そんな時はチームの仲間たちと互いに支えあうことで辛い場面を
共に乗り越えることができました。
そして、先輩の引退試合では私は何もチームの役立つことなく幕を閉じました。
チームとして目標を達成できなかったことの悔しさや、
個人として何の役にも立てなかったことの悔しさ、色んな思いがあったことを
今でも鮮明に覚えています。
この悔しさをバネに私たちの代では絶対結果を出そうと思いました。
少しずつですが出場時間も増え、前回の大会では目標のベスト64まで
あと一歩のところまできました。
しかし、次は泣いても笑っても最後のチャンス。
次の試合では今まで以上に攻め気をだし、私が攻めるときはしっかり点を取り、
そうではないときはガードとして、仲間のサポートやケアなど
私の死力をつくして走り続けます。
そして、目標を達成できなかった先輩方の思いや、
普段の練習ができる環境を提供してくださる先生方、今まで支えてくれた両親への
感謝の思いを背負い、チーム一丸となり悔いの残らないように全力で戦い、
笑って引退できるよう頑張ります。
応援よろしくお願いします。
本田海斗