「さいご」にかけた想い
私は高校入学して、小学4年から続けてきたからという理由だけで、
バスケットボール部に入部しました。入部早々、先輩方に迷惑をかけ、
何度も坊主にし、それでも私を見放さず、試合に出させていただいたことは、
今でも感謝しています。
ですが、私はそんな先輩方の引退試合で、その恩返しをするどころか、
退場までして、その悔しさは今でも思い出すだけで涙が出てきます。
そんな自分も、3年になり後輩ができて、16人の新チームと共に
頑張ることになりました。新チーム早々なかなかチームの心が1つにならなく、
ミーティングを開いては意見が合わず言い合いになることも多々ありましたが、
それでも練習を続け、冬合宿では、チームの力量も明確になって、
個々の意識を強めるものとなりました。
春季大会では、目標のベスト64はあと1勝というところで逃してしまいましたが、
このチームに足りないものを再確認できたと思います。
また、この悔しさにより、辞めたいとか、だるいな、といった意思はなくなり、
ずっと目標に向かい続けたキャプテンを支持し、チームのみんなと共に
最後の試合に向け頑張ろうという決意を固めました。
次の試合では、今までの集大成であり去年の総体大会での無念を果たすためであり、
そして、今までずっとお世話になった監督、コーチ、保護者の皆様への恩返しとして、
全力で戦い、最高の試合が見せられるように頑張ります。
最後までチーム浜田の応援の程、宜しくお願いします。
坂野爽士