最後の大会に向けて
ついこの間、入部したばかりの私たち三年生の最後の大会が始まります。
私は、五月の初めインターハイ予選の組み合わせが発表されてから
改めて自分たちの引退が近いことを実感しました。
三年生になって引退が迫っていると思ってはいましたが、
なんとなく時間がまだあるように思えて引退について考えることは
ほとんどありませんでした。
ですが、引退が近いと実感し、引退について考えてみるとなんだか怖くなります。
私は、去年の三年生の引退試合に出させてもらっていましたが、
私の役割を果たすことが出来ずほとんど何もしないまま、試合が終わってしまいました。
その時に、私の不甲斐無さに腹を立てもうこんな思いをしたくないと思ったのに、
いざ自分の代になっても去年の私と変わらず役割を果たせないままでした。
関東予選を通して私は、ほとんどチームに貢献することが出来ず、
このままでは本当に去年と変わらないと焦りを感じ始め、
去年と同じことは繰り返したくないと強く思うようになりました。
最後の大会では、自分の役割を果たすため練習から気を引き締め、
試合で最高のパフォーマンスを出来るようにします。
また、試合でプレーする以外でもチームに貢献できることはたくさんあります。
今、私にできることを考え行動し、去年の私とは違うと思ってもらえるようにします。
そして、応援してくださる方々や、指導をしてくださる国士舘高校のスタッフの皆様、
ここまで支えてくれた家族に感謝の気持ちを忘れないようにし、
最後の大会に臨みます。
応援の程、宜しくお願い致します。
木田 結斗