【男子】 バスケット人生

投稿日: カテゴリー: 男子

バスケット人生

 

 私が国士舘高校バスケットボール部に入部してから早くも二年が経ち、

高校生最後の大会、インターハイ予選も始まろうとしています。

 二年間を振り返ってみると・・・

一年生の頃は、仮入部で高校の部活を初めて体験し

私の通っていた中学校よりもすごくレベルが高く、質の高い練習を行っていました。

新井先生が練習メニューを説明してくださっている時

当時私の知らなかった単語がたくさん出てきて全く理解出来ませんでした。

さらに、日々の辛い練習を乗り越えていくのが精一杯で、

私自身の体力、筋力、技術の無さを痛感する毎日でした。

そんな時先輩方は、優しく、時には厳しく指導していただき、

部活動に慣れることができ、本当に感謝しています。

 二年生になり、下級生が入ってきて、今まで私が先輩方から学んだことを

今度は自分が教えるという立場になりました。

先輩方から教わったことを、自信を持って教えることが出来ました。

一つ上の先輩方はプレー面でもチームを引っ張り、

最後まであきらめないということや、勝ちたいという気持ちが

すごく溢れ出ていました。

 そんな先輩も引退してしまい、ついに私たちの代になりました。

チームの目標は「ベスト64!!」と決め、新鮮な気持ちでスタートしました。

夏には岩手県へ合宿に行き、強いチームからいろいろなことを学び、臨んだ新人戦。

だが、惜しくも目標を達成することが出来ませんでした。

後一つ勝てば目標達成のところで負けてしまいました。

悔しい気持ちを持って冬のトレーニングが始まりましたが、

練習していくにつれてチームの状態が悪い方向へいくことが多々ありました。

そのたび私たち上級生でミーティングを行い、本音を言い合い、

共通理解を深め、キャプテン、副キャプテンに任せるだけでなく、

私たち全員でチームをよりよくしていくと決めました。

そして、一人一人が何をするべきなのか、どうしたらプレー以外で

チームに貢献できるかなど、自分の役割などを一人一人考えました。

そして四度目で最後の合宿を迎えました。

これで春の大会のメンバーやユニフォームを渡すかどうか

決めると言っていたので、気合を入れて臨みました。

 そして三年生になり、ついに最上級生になりました。

年度が変わるとあっという間に、春季大会になりました。

トーナメントのいい枠に入れて、私も二回戦で試合に出ることができ、

新人戦で達成出来なかった目標を、ついに達成させることが出来て嬉しかったです。

チームが一丸となって試合に臨み、全員でつかんだ勝利だと思いました。

この達成感や喜びを味わえたのは、どんな辛い練習も一緒に励ましあい

乗り越えてこれた、仲間の存在だと思います。

これからも大切にしていきたいです。

 そして、新井先生、福田先生をはじめ、深澤コーチ、砂田コーチ

大岩トレーナー、中田さん、OBOG、マネージャー、両親、

他にも見えないところで支えていただいている方々のおかげで、

今私がここにいれるということに、非常に感謝しています。

この二年間で他の高校では味わえない、貴重な体験が出来きました。

これをしっかり将来や、これから始まる最後のインターハイ予選に

生かしていきたいと思います。

引退まで応援よろしくお願いします。

 

保田 滉太

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