5月29日(日) IH予選2回戦
会場 : 都立石神井高等学校
対戦相手 : 都立石神井高等学校
● 55?91
1Q 11-28
2Q 8-19
3Q 10-23
4Q 26-21
第1ピリオド
IH予選1番の山場となる2回戦。
緊張が張りつめた空気の中、試合がスタート。
メンバーは#4高橋(3年) #17星川(2年) #18森本(2年) #19星野(2年) #20茶谷(2年)。
ディフェンスは国士舘がマンツーマン、石神井高等学校は1・2・2のゾーンプレス。
開始直後に相手がジャンプシュートで先制点を決め、続いてパスカットから速攻を
決める苦しい立ち上がり。対する国士舘は相手のプレスディフェンスを前に
パスミスが絶えずなかなかリングへ向かえない。
開始4分、#20茶谷のパスカットから速攻が決まり、国士舘初のフィールドゴールと
なる。しかしその後もタンオーバー・ファウルばかりで、そのチャンスを相手は
存分に活かし3ポイントと速いパス回しからゴール下で得点を重ねる。
じわじわと点差が開いていき、残り3分6対20、たまらず国士舘のタイムアウト。
監督からの指示を聞きタイムアウトあけ、#18森本と#20茶谷が積極的に
リングへ向かうがブロックされてしまう。残り2分、途中交代した#12佐々木(3年)が
#19星野のへアシストパスをつなぎミドルシュートを決めるも11対28と17点差で
1Qを終了。
第2ピリオド
国士舘のオフェンスからスタート。
#20茶谷、#18森本が落としたシュートをセンター#17星川がリバウンドを取り
リングへ沈め先制する。だが、相手のアウトサイドシュートのリバウンドが
キャッチできず、相手にセカンドチャンスを与えてしまい、その後国士舘は
4分間ノーゴールとなってしまう。その間に相手は高確率で決める3ポイントと
インサイド陣のリバウンドからのジャンプシュートで加算していく。
残り5分途中交代した#7松井(3年)のパスカットから#18森本のミドルシュートが
決まり、そこに#20茶谷のアウトサイドのシュートと続くも8対19と、
前半19対47と28点差となり後半へ。
第3ピリオド
点差は28点あったが誰もが選手のプレーを信じ、ベンチからは仲間からの声援が
こだます。しかし、焦りからプレスに対応できずミスが絶えない。パスカットから
速攻を連続で決められてしまう。対する国士舘は開始3分のタイムアウトまで、
このピリオドノーゴール。タイムアウトあけ国士舘は1・2・2のゾーンディフェンスに
変え、オフェンスでは#20茶谷がドライブからシュートを決め、#18森本のアシスト
パスを#19星野、#20茶谷がミドルショットを沈め、必死の追い上げを見せる。
残り5分、相手の激しい接触によりキャプテン#4高橋が一度ベンチへ退く。
会場中に不安が深まるなかそのフリースローを#7松井が2本しっかり沈める。
その後#4高橋がコートへ戻り、相手エースがこの日4つ目のファウルでベンチへ
退き、何とか点差を縮めていこうとするも崩しきれない。結局10対23のトータル
29対70と41点差で最終ピリオドへ。
第4ピリオド
ついに迎えた最終ピリオド。
点差が開いていても、より一層大きなエールが響くなか#7松井 #17星川 #18森本
#19星野 #20茶谷でスタート。国士舘のオフェンスからスタート。
開始早々#18森本のドライブからレイアップが決まり、そこに#18森本のアシスト
パスから#19星野が3ポイントを沈め追い上げを見せる。一方相手は、パスミス・
キャッチミスが目立ち国士舘はチャンスを速攻で#20茶谷、#17星川が力強い
インサイドプレーで得点につなげる。終盤、相手のファウルがかさみ多く
フリースローをもらうも活かせない。
残り5分、国士舘のタイムアウト、このとき44対81。
#4高橋 #7松井 #11湯原(3年) #18森本 #20茶谷に変え、全員がドライブでリングへ
向かう。残り1分には#4高橋 #5大西 #8鈴木(一) #9野間 #10鈴木(秀)の3年生で戦う。
タイムアウト後、最後のオフェンス「#4高橋の1on1でゴールを沈め終わろう」と
監督から指示が出され、シュートを打つも入らず26対21。結果55対91で試合終了。
この日は保護者の皆様をはじめ、OB・OGと本当にたくさんの方々が応援に
かけつけてくださいました。この大会をもって3年生は引退となります。
今年のチーム高橋は1年間、たくさんの問題が起こり何度もチームが崩れかけて
いました。でも、それをここまで成長し這い上がってこれたのは顧問の福田先生、
監督の新井先生、保護者の皆様、OB・OGの皆様、昨年夏までAコーチをしていた
だいた古原さん、応援し支えてくださった方々のおかげです。
このチーム高橋の歴史を・先輩方から学んだことを、これからの新チームの
歴史へと継承していきたいと思います。
誠にありがとうございました。
男子バスケットボール部マネージャー 大栄 萌美