私はバスケットボール部に入部して、三年間でいろいろなことを学びました。
ひとつは「チームワーク」です。
一年生で入部したてのときは、田中先輩がキャプテンで沢山の先輩が
練習やルール、マナーについて教えてくれました。
二年生のときには相羽先輩がキャプテンで、後輩も沢山入ってベスト32を
目標に毎日練習しました。はじめはばらばらだったチームも、ひとつにまとまり、
あと一歩のところで負けてしまいました。三年生になって、チームが
ばらばらになったときもありましたが、高橋を中心に話し合い解決してきました。
チームとは切磋琢磨しながらも、ミスをしたら皆でカバーするのだということを
学びました。
ふたつ目は「目標」です。
新井先生に沢山のことを教わり、途中には古原さんにも教わりながら目標を
決めて練習しました。私たちはベスト64を目指し「どうしたらベスト64に
いけるのか、今の練習で足りないものは何なのか」を必死に考えました。
ホワイトボードに沢山の案がでて、それをまとめて実行してきました。
ひとつひとつ決めたことから「試合で走り負けない」や「練習中に声を出し
続ける」などを成し遂げようと努力しました。合宿では毎日目標を決め、
試合にのぞみ実現しました。目標のためにトレーニングを行い、
筋肉をつけ体重を増やしました。夏と春の大会では両方とも接戦で負けました。
夏と春にベスト64にいけなかった悔しさをばねに、もっと強くなろうと
必死に練習しました。目標を設定し、その目標に向けて努力し続けることの
大切さを実感しました。
最後は「感謝」です。
部活動のために練習や試合、体調管理、進路などさまざまな準備や管理を
してくださった新井先生やスコアを書きまとめ、試合の前には手作りで
お守りなどを作ってくれたマネージャー、部費や交通費、お弁当を作ってくれた
家族には感謝の気持ちでいっぱいです。支えてくださった人たちのために、
ひとつでも多く勝てるように努力します。国士舘のバスケットボール部で
充実した三年間を過ごせてよかったと思いました。また、バスケットボール部で
学んだことをいかしていきたいです。
最後の大会に向けて練習で集中を切らさないようにして、全力でプレー
したいです。三年間で学んだプレーを全て出せるようにベストコンディションに
もっていけるようにします。三年生なので後輩にしっかりとしたプレーをみせ
最後まで集中します。一試合でも多く、一分でも長くこのチームで一緒に
プレーし勝っていけるように、そして自分自身も大会に出られるように、
残り少ない練習を大切にしていきたいです。
鈴木(一)