4月24日(日) 春季大会兼関東予選 2回戦
会場 : 私立八王子高等学校
対戦相手 : 都立多摩工業高等学校
● 67対76
1Q 17-13
2Q 11-20
3Q 18-22
4Q 21-21
快勝となった1回戦。
この2回戦は、水曜日以降は体育館の使用ができず、
十分に練習を重ねることができない不安が残るなかで当日を迎えた。
第1ピリオド
ベンチからの声援を背に#4高橋(3年) #7松井(3年) #8森本(2年) #9星川(2年)
#10茶谷(2年)でスタート。
国士舘はマンツーマン、多摩工業高校は2-1-2のゾーンディフェンス。
開始直後#8森本がジャンプシュートを決め、先制点は国士舘。
その後も、#8森本がドライブからジャンプシュートを2本連続で決めて順調な出だし。
一方相手は、国士舘のディフェンスを前にアウトサイドからシュートを
打つが決まらず、リバウンドをセンター#9星川がとり相手に
セカンドチャンスを与えない。
しかし中盤、#8森本と#10茶谷がドライブからジャンプシュートを再三放つが
リングに嫌われ得点が伸びない。
残り4分、相手のタイムアウト。得点はわずか9対2。
タイムアウトあけ、多摩工は3ポイントシュートにパス回しからミドルシュートと
連続でゴールを決める。
対する国士舘は、残り3分で#8森本が3つ目のファウルを犯し退く、
その後もファウルがかさみフリースローで得点を与えてしまう。
しかし、#10茶谷がアウトサイドシュート2本連続で沈め17-13の
国士舘4点リードで第1ピリオドは終える。
第2ピリオド
#4高橋 #5大西(3年) #9星川 #10茶谷 #15湯原(3年)でスタート。
国士舘のオフェンスからスタートし#15湯原 #9星川と
ゴール下でシュートを打つが決められない。
一方、相手はパス回しから3ポイントを3連続で決める。
相手のアウトサイドシュートのリズムが上がり流れを作れない国士舘が
開始4分でタイムアウト。
このとき19対23と国士舘の2Qの得点は星川のゴール下のみ。
タイムアウトあけも#9星川が力強いプレーを見せ得点を重ねていく。
しかし残り3分からパスミス、トラベリングなどのタンオーバーが続き、
流れを作ることができず2Q11-20 前半28-33と逆転され後半へ。
緊張と焦りが漂うなか後半がスタート。
第3ピリオド
スタメンに戻し、国士舘はディフェンスからスタート。
相手は疲れの色が見えてくるようになり、パス回しから
アウトサイドシュートを打つ単調な攻め。
一方、国士舘は開始直後から#7松井が速攻でレイアップを決めると、
その後もドライブからジャンプシュートを3連続で沈め、
そこに#8森本も続き怒涛の追い上げをみせる。
開始3分半、36-36に追いつき相手がたまらずタイムアウト。
その後もとられてはとり返す一進一退の苦しい状態が続く。
しかし残り4分頃から国士舘のファウルがかさむ。
ファウルによって与えたチャンスを相手はしっかり活かしじわじわと点差が
開いていき、結果このピリオド18-22のトータル46-55の9点差で最終ピリオドへ。
第4ピリオド
ファウル数がキャプテン#4高橋が3つ、ポイントゲッター#8森本が4つ、
#10茶谷が3つと厳しい展開だが誰もが諦めず、会場中に響く応援席から
のエールのなか最終ピリオドがスタートした。
#10茶谷の3ポイントが先制となり直後にもドライブからジャンプシュートを沈める。
しかし開始2分で、#4高橋が4つ目のファウルでベンチへ退く。
コートに立つ全員がリングへ向かい、全員がリバウンドに絡みにいくが
ファールがコールされることも決めきることもできない。
点差は縮まらず時間だけが過ぎていく。
残り3分国士舘のタイムアウト。このとき60-68。
監督からの指示を受けチーム全員気を引き締め、
会場中にこだます声援のなかスタメンに戻し最後の力を振り絞る。
#4高橋と#9星川が力強いインサイドプレーでリングへ沈めるも、
最後まで相手エースのミドルシュートを止めることができず4Q21-21の
トータル67対76とわずか9点差で試合終了となった。
今回の試合でこのメンバーで戦う大会が終わりました。
大会の試合直前になってもなかなか緊張感のある雰囲気で
練習に取り組むことができずにいました。
その過程が試合結果になってしまったと思います。
次は3年生の引退がかかるインターハイ予選です。
次大会では、今回のような悔しい結果ではなく、応援してくださっている皆様の
期待に応えられるようにチーム一丸となり練習に取り組んでいこうと思います。
応援の程よろしくお願いします。
最後になりましたが、この日も多くの保護者の方々、
先輩方が応援にかけつけてくださいました。
誠にありがとうございました。
男子バスケットボール部マネージャー 大栄 萌美