国士舘バスケットボール部での活動2年数ヶ月は、
あっという間に過ぎていきました。
しかし私は、この2年数ヶ月を無駄に過ごしてきたわけではありません。
練習、試合、合宿と、部活動中心の生活を過ごし、得たことはたくさんありました。
なかでも声を出すことは、得たことのなかで特に大きく
大切なことだと実感しました。
私はこのチームの副キャプテンに選ばれました。
最初は副キャプテンの仕事を理解できず、相羽、吉村に頼っていました。
でも、他のチームを見てみると、キャプテンはもちろん、
他の上級生が積極的にコート内で声を出していました。
この光景を見て、国士舘にはこれが足りてないと思いました。
黙っているだけでは他の人には何も伝わらない、バスケットを行っていて
先生に1番注意されていたのも声でした。
声というものは1番の武器であり、シュートや、ドリブルよりも
基本となるとても大事なものなのです。
それは、練習中によく実感できることで、声がよく出ている練習と、
出ていない練習では、動き、集中力、勢いが違っていて、
チームの雰囲気も変わっています。
私は後輩たちに声の必要さを伝えて引退ができれば最高だと思っています。
次の大会が、声の必要性を後輩たちに伝える最後のチャンス。
私が積極的に声を出して、試合に挑めば必ず良い結果が生まれ、
後輩にも私が伝えたいことが伝わると思っています。
試合に勝つことはもちろん、今まで迷惑をかけた家族に感謝し、
ずっと応援してくださったОB・ОGの皆さんのためにも、
良いチームだと思ってもらえるように自分の力を出し切り、
最後は笑顔で引退できるように、とにかく頑張ります!
ご声援をよろしくお願いいたします。
黒澤