『恵まれた環境』 森口

投稿日: カテゴリー: お知らせ全体男子

『恵まれた環境』

 

 

僕はどんなにきつくても高校からバスケを始めようと決めていました。

いざ入ってみると走ってばっかりで

体力の無かった僕にとっては地獄のような環境でした。

毎日辞めたいと思うことばかりでしたが、

自分が決めたことは曲げてはいけないと言う環境が

僕の周りにあったこともあって、1日1日を死ぬ気で乗り切っていました。

僕は走りどころか練習にも全くついていけず、

何も出来ない自分に不甲斐なさを感じ、とても苦しい時間が長く続きました。

そんな時に仲間や先輩、両親や祖父母が、

「恒は初心者なのによく頑張ってるね」と声をかけてくれて

いつの間にか苦しい時期が楽しい時期になっていました。

部活に入って7ヶ月ぐらいが経った頃には

練習試合にも少し出していただけるようになりましたが、

全く上手く出来ず悔しくて毎日家の下で練習をしていたのが良い思い出です。

それでも中々、上達せず悩んでいる時に

先生にもらった練習試合の反省は「勘違い」と言う言葉がほとんどでした。

その言葉の意味が最初は全く分からなくて試合に出ても

中々活躍出来ない日々が続きました。

そんな時に中田さんがバスケのことについて詳しくかつ丁寧に教えて下さって、

やった気になっている僕がいることが勘違いだと初めて気付くことができました。

先輩達が引退して自分たちの代になりました。

今までは先輩達に頼ってばっかりでとても楽をしていましたが、

とうとう自分たちが頼られる側になりました。

僕は有り難くも後輩指導リーダーに選んで頂いて「責任」を負う立場になりました。

最初はどう働けば良いか分かりませんでしたが、

後輩がミスをした時に真っ先に先生が僕を怒ってくださって、

私がこの立場でどう行動すれば良いか分かり、

前の私に比べてバスケ以外で大事にしている部分で成長出来ました。

新人戦関東予選共にベスト32には惜しくも及びませんでした。

3年生に残された試合はインターハイ予選のみです。

大会が始まるにあたって今までに受けた感謝をお伝えしたいと思います。

家族の中で誰よりも早く起きて

毎日朝練に間に合うようにお弁当を作ってくれたお母さん。

僕が不自由なくバスケが出来るように、

遠征費や必要なものなどを買うために働いてくれたお父さん。

毎回差し入れや応援をしてくださった保護者の皆様。

初心者で始めた僕を見捨てず育ててくれ、

私がミスをしたり人間として駄目なことをしてしまった時に

厳しく丁寧に愛情を持って接してくださった阪川先生。

プレーで上手くいかない時や、落ち込んでいる時などにアドバイスをくださったり、

YouTubeで動画を送ってくださった中田さん。

体がキツくなった時や過呼吸で倒れそうになった時に

ケアをしてくださった中塚さん、春田さん。

心の底からありがとうございました。

このインターハイ予選でベスト32に行くために

自分が持ってるものを全てぶつけたいと思います。

こんな僕でも沢山の人に支えられてインターハイ予選に臨めます。

今回犯してしまった失態も取り返すべく

必ずチーム白水でベスト32行ってせみます!!

先生方、チームの皆んな、お母さん、お父さん本当にありがとう、

僕は恵まれています。

 

 

森口

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