「感謝」
国士舘女子バスケットボール部に入部して2年が経ち、
高校生活最後の大会がはじまります。
1年生の頃は、中学から始めた私は、バスケの技術もなにもかも下手くそでした。
練習を一生懸命やる、ただそれだけしかできませんでした。
2年生になり、3年生が引退し最高学年になり、このチームを2年生中心に、まとめることになりました。
しかし、幹部の3人に任せっきりになったり、頼りっぱなしの日が続き、幹部の負担が大きくなってしまいました。
私たちの代は、みんな仲が良く、言い合えると思っていましたが、そう簡単にはうまくいきませんでした。
そんなチームがうまくいかない中、新人戦・関東予選共に先輩方が受け継いでくれたベスト32を保つことができました。
どんなにチームがうまくいってなくても、見捨てず全力で指導してくれて、時には厳しいけれど、
どうすればチームが勝てるようになるのか熱心に指導してくださってくれた新井先生をはじめスタッフの方々。
いつも明るくて楽しませてくれて、こんな3年生に最後までついてきてくれた力になる2年生。
怒られて落ち込んだり、泣いたり、数え切れないほど色々あったけれど、ここまでたくさんの壁を一緒に乗り越えた3年生。
部活でうまくいかなかったり、落ち込んで家に帰ってきても、何も言わずにずっと側にいて寄り添ってくれて、
どんなに忙しくてもご飯を作ってくれたり、応援に来てくれて支え続けてくれた家族。
全ての方々に感謝しています。
いよいよこのチームで挑む最後の大会が始まります。
今まで目標であるベスト16まであと一歩届かなかった悔しさを最後の大会でぶつけて達成させます。
ベスト16という大きな壁をこの代でぶち壊して、今までの先輩たちの想いと共に戦います。
そして、ここまでやって来れたのは沢山の方々のおかげです。感謝の気持ちを持ち、
目標であるベスト16をこのメンバーで一つになり必ず達成して結果で恩返しします。
応援よろしくお願い致します。
涌井