失敗から学ぶ
僕達の最後の大会がもうすぐ始まります。次の大会で目標のベスト32を必ず達成します。
そのために残りの時間を全力で練習したいと思います。僕は1年生の時、誰よりも心が弱かったと思います。
すぐに弱音を吐いて、ネガティブ思考で毎日が嫌で仕方がなかったです。
何も分からず、失敗ばかりして阪川先生や先輩に何度も怒られました。
怒られることが怖く逃げたプレーや足がすくむことが何度もありました。
しかし、こんなネガティブの自分を変えたのは「自信」でした。
僕は得意なドライブを自信を持っていくことで今まで狭く苦しく見えていたコート内が
広くゴールへの道筋をいくつも見つける事ができました。
そこからバスケが楽しくなり、1年生は「自信」を覚えることができました。
2年生になり、新チームとなりました。後輩も入り、負けられない思いから
ここから僕はAチームに上がって成果をだし、試合にでるんだと意気込んでいました。
しかし現実は思っていたものとは違いました。僕は準公式戦1回戦の日の試合後、無断で帰宅しました。
試合でなにも残すことが出来ず、不甲斐ない自分に耐えられず、嫌気がさして帰ってしまいました。
絶対にやってはいけないことをやってしまったと思ってます。
僕は責任の無さを感じ、利己的な考えをやめようと思いました。
その後、僕は「責任」という事を覚えました。1年生と2年生の時で明確に違うのは「責任」だと思います。
1つのプレーでも責任があれば、やること全て責任をとらなければいけません。
このことをあの時、帰ってしまった自分に言いたいです。
3年生では「判断」を覚えました。僕はBチームのガードをやっていますが、
僕は考えが固執的でみんなと息が合わないことが多々あります。
そんな時、阪川先生が僕によく言う言葉を思い出します。「考えてることが違う。判断してプレーしろ。」
確かに自分が考えてるものを周りに合わせてもらおうと思っているところがありました。
後輩たちに伝えたいのは自信、責任、判断。迷った時にはこの3つを思い出して欲しいです。必ず役に立ちます。
僕が最後まで続けてこれたのは先生やスタッフの方々がこの3年間で色々なことを教えてくれたおかげです。
諦めない心や仲間と協力してきついメニューをやりきる楽しさ、あと一歩のところで負けた試合の悔しさ、
チームで試合に勝つ嬉しさを学ぶことができました。
この環境を提供してくれていつも最前線で指導してくれた阪川先生や
YouTubeからバスケのテクニック動画を毎日送ってくれる中田さん、
怪我をした時や疲労の時、回復してくれる中塚さん、
いつも弁当を作ってくれて、洗濯もして支えてくれた家族のおかげです。本当にありがとうございます。
最後に一斗、大輔、翼、陽生、桔平、樹、蓮音、瑞樹、里乃 3年間一緒にバスケしてくれてありがとう!
お前らがいなかったら絶対におれは部活を辞めてた。絶対に目標達成しよう!!!
浦山