国士舘女子バスケットボール部に入部して2年が経ち、今回で最後の大会になりました。
この約2年間を振り返ってみると数えきれない程の思い出があります。
新型コロナウイルスという状況下で始まった高校バスケ。
1年生の頃は練習についていくので精一杯で、ただ言われたことをがむしゃらに頑張ることしかできませんでした。
そんな私が2年生になり、先輩達が引退して、新チームのキャプテンを任されることになりました。
正直、スタメンはもちろん、試合にもあまり出れない、コートの上に立つ選手としてはチームに貢献できないような私がなぜキャプテンなのか。
初めはとても怖かったし不安ばかりでした。
それでも任せてもらった以上最後までやり遂げたいと思い、自分にできることを精一杯やろうと思いました。
しかし、キャプテンとして上手くいかない日々ばかりでした。
何をするにしても自信が持てない私は、沢山の迷惑をチームにかけてきました。
本気で私はキャプテンに向いてないと、辞めたいと思ったこともありましたが
チームメイト、様々な方々の支えがあってここまでくることが出来ました。
そして新人戦、関東予選、共に私たちはベスト32を達成しました。
ですが嬉しい気持ちの反面、目標であるベスト16にあと一歩なのに、届かない悔しさの方が大きかったです。
様々なことがありチームがバラバラになりそうなことも沢山ありましたが、
その度何度も話し合い気持ちを１つにしてここまでやってきました。
私がここまでくることが出来たのは、どんな時でも見捨てずに勝つために全力を注いでくださった新井先生をはじめスタッフの方々。
沢山のことを一緒に乗り越えてきた3年生。
生意気だけど最後までついてきてくれた大好きな後輩。
そしていつもそばで支え続けてくれた家族。
関わっていただいた全ての方々に感謝しています。
この状況下で試合ができることに感謝の気持ちを持ち、27人全員で感謝の気持ちを込めて大会に挑んでいきます。
そしてこのメンバーで創部初のベスト16を掴み取りにいきます。
応援のほどよろしくお願いします。
麻生