【女子】 「自分がすべきこと」
国士舘女子バスケットボール部に
入部してから２年が経ち
今回が最後の大会になりました。
この２年間私は、スタメンはもちろん、
試合にもあまり出られないようなプレイヤーで
コートに立つ選手としては
全くといってもいいほど、
チームに貢献できるメンバーでは
ありませんでした。
しかし、この立ち位置で
副キャプテンを任されたことは
私にとってすごく大きな経験になりました。
１年生の夏に怪我をしたせいもあり、
初めての遠征はろくに
バスケができる状態ではなく、
みんなが頑張って練習して成長していく中、
どんどん置いて行かれた気がしました。
練習に参加したときには
半年ほどが過ぎていて
「勉強もあるし本当にこのまま続けていて
大丈夫なのか」と毎日葛藤する日々でした。
そうした中、2年生になり
副キャプテンとしてチームを
補佐する立場になったとき
正直何をすべきか、
どうやってチームを支えるべきか
わからなかったしたくさん悩みました。
ましてやプレイヤーとして
何の役にも立てない自分に
何が残っているかもわかっていませんでした。
でもそんなとき、新井先生が仕事を
与えてくれました。
すごく地道で単純な作業だった
かもしれないけど、
他にも頑張らなきゃいけないことがあると
教えてくれました。
それが自分自身を鼓舞するきっかけになりました。
それからは、先のことを考えて
誰もやりたがらないことに
全力で行動すると決めました。
そう簡単にチームとして
上手く機能することは難しいけど、
チームとしてどう変わらなければ
いけないのか全員で考え続け、
その度に答えを出してきた私たちなら、
この大会で結果を出し
切れると信じています。
みんなでもう一度あの景色を見たいです。
新しい1年生が加わったチーム高橋は、
プレイヤー総勢２６名で
最後の大会を迎えようと
しています。
ここまで、何があっても離れず
毎日のように指導してくださった新井先生。
１年生の頃から私たちに
厳しく指導してくださったちよさん。
けがで大変お世話になった上松さん。
諦めず最後まで言い続けてくださったあきさん。
お忙しいのにも関わらず
練習に来てくださった阪川先生。
他にも、応援いただいているたくさんの方々。
そして、いつも見守り支えてくれた家族。
今まで本当にありがとうございました。
ここまで続けて来られたのは
たくさんの応援と支えが
あったからこそだと思います。
コロナにより試合は無観客で行われますが、
目標のベスト１６を達成するため
出来ることを精一杯頑張るので、
応援のほどよろしくお願いします。
石塚