【女子】平成29年度 世田谷区民バスケットボール大会 準々決勝
平成30年1月28日
会場 佼成学園女子高等学校
対戦校 松蔭高等学校
●61対76
(11対16 14対22 18対17 18対21)
新年を迎え最初の公式戦。
持てる力をすべて出し切りたいと意気込み、選手たちはコートへ立つ。
第1ピリオド
スタート
#4浅野 #5梅田 #6牧野 #7藤村 #9藤田
松蔭ボールから試合がスタート。
互いにマンツーマンディフェンスで守る。
序盤、互いにシュートが入らずリバウンド勝負となる。
その後も#6 牧野がディフェンスを切り裂くドライブでシュートに行くが、残り5分で1対7と得点がなかなか決まらない。
相手の得意なプレーを消すディフェンスで粘るも、ボールを貰わせまいと必死に守るあまり、チームファウルが嵩んでしまう。
1ピリオドを11対16の5点差で終える。
第2ピリオド
国士舘は一つ一つのオフェンスをしっかりと組み立て、#4浅野のインサイドプレーや、ファウルをもらいに行くプレーを中心にコツコツと得点を重ねるが、パスミスや判断ミスが目立ってしまう。
中盤、全員で守るディフェンス、ボックスアウトを徹底し、残り5分で、23対26と3点差にまで迫る。
しかしここから相手は東京都ベスト16の意地を見せ、25対38の13点差で前半を折り返す。
第3ピリオド
後半スタート #4浅野 #5梅田 #6牧野 #7藤村 #8金城
国士舘ボールからスタート。
出だしのオフェンスで#7藤村が強気なドライブを仕掛け、その後も#6牧野のアシストを#4浅野が確実に沈め、流れを作る。
さらに、#8金城のスリーポイントが光り、33対42と9点差に迫る。
また、#4 浅野の力強いポストアップで、相手#9がファウルを4つ積み、序盤で下がり国士舘はチャンスに。
なんとしてでもこのチャンスをものにしたいと全員で挑み続ける。
しかし、オフェンスがうまくいかない時間帯が続き、残り4分半でたまらずタイムアウトを取り、しっかりとチームでやるべきことを確認する。
タイムアウト明け、#7藤村を戻し#4浅野のミスマッチからしっかりと攻め、コツコツと得点へとつなげる。
その後も#4浅野を中心に得点し、ディフェンスからオフェンスへと繋げていく。
3ピリオドを43対55で終え点差を縮め、残す最終ピリオドへ。
第4ピリオド
相手のスリーポイントに苦しみながらも、果敢に攻め続ける。相手よりも動くバスケットを展開し、粘りを見せる。
ミスを全員でカバーし、全員がリングへ向かう。
中盤、#6牧野のアシストを#4浅野がしっかりと沈め、流れを引き寄せる。さらに課題とするボックスアウトからリバウンドをしっかりと取り、ブレイクへと繋げ、残り6分で51対61と10点差に迫る。
さらに#9藤田の連続ポイントで57対66と少しずつ点差を縮め、流れを作るが、その後#8金城が続けてファウルを積んでしまう。
ミスが続く時こそ流れを引き寄せようと、#4浅野を中心にベンチもコートにいる選手も全員で声を出して盛り上げる。
苦しい場面でも、#4浅野の力強いセンタープレーで、得点を重ねるだけでなく全員の気持ちを盛り上げるようなキャプテンらしいプレーが光る。
キャプテンの強い気持ちに1年生も奮起し、相手のファウルを誘うプレーでフリースローを掴み取る。
その後も#7藤村がドライブで必死にリングへ向かう。
しかし、最後までリングへ向かうも、61対76で敗戦となった。
雪がまだ残る寒さのなか、わざわざ会場へ足を運んで応援へ来てくださった皆様、遠くからでもエールを送ってくださった皆様、応援ありがとうございました。
課題の多く残る試合でしたが、格上の相手に対して選手たちの成長も多く見受けられる試合でした。
このチームも残すところ2大会。
この敗戦を忘れずに、東京都ベスト32という目標を達成できるよう、今まで以上に練習へ励みます。
引き続き、応援の程宜しくお願い致します。
コーチ 田村