インターハイ予選への意気込み
先輩達が引退していき、私達の代になってから
楽しいことよりも辛いことばかりだった。
夏の辛い練習を乗り越え迎えた初めての公式戦である夏季大会や、
いける!そう踏んで臨んだ新人戦。
それでも結果を出せず正直、
このチームでバスケをすることが嫌になった。
もう勝てないとすら思った。
それでも試合に勝ちたい。そんな想いが強くなっていった。
そしてもうあんな想いはしない、そう意気込んで迎えた世田谷大会。
チーム全員の勝ちたいという気持ちがひとつになり、全員で掴み取った勝利。
やっとチームになれた気がした。
あの感動的瞬間を知っているチームだからこそ、
またあの感動を、歴史的瞬間を、そう思い関東予選を迎えた。
しかし、立ちはだかる壁は大きく、負けてしまった。
それからの日々もっとこのチームでバスケがしたい、いつになくそう思った。
8番という伝統のある番号を背負わせてもらい、
本当に私がこの番号を背負って良いのか何度も不安になった。
だけど支えてくれる仲間がいたからこそ今、自信をもってこの番号を背負えている。
今では国士舘高校バスケットボール部を誇りに思える。
そう思えるのも先生方をはじめ、どんな時も支えてくれたコーチ。
1番近くで見守ってくれている保護者の方々。
影ながら応援、支えてくださるOG、OBの方々。
感謝を込めてバスケで恩返しがしたい。
そんな想いがあるからこそ、インターハイ予選は絶対に負けられない、負けたくない。
このチームで、一戦一戦、上へ上へ勝ち上がっていきたい。
先輩達の想いも背負い、誰一人欠けることなく、この大切な仲間と共に勝利を。
応援よろしくお願いします。
女子バスケットボール部 3年
堀口 佑果