皆に支えられて
私は中学3年間バスケットボール部に入っていたので
入学する前から入部するつもりでした。
国士舘高校バスケットボール部に入部し
まず初めに先輩達の礼儀正しさに驚きました。
挨拶する時はバックを置く、言われたことにきちんと返事してから
とりかかるなど、それは社会に出れば当たり前のことですが、
私たちは最初それが出来なくてよく先輩に注意をうけました。
練習面では、中学の時の練習とは大きく違い初めのほうは
練習についていくのに必死でした。
あっという間に月日がたち自分たちの代になり、最初はあの強くて
頼りになる先輩達が引退してしまい本当に自分たちでやっていけるのか
不安で一杯でした。
そんななかチームで決めた「都ベスト64」を目標に練習しました。
しかし私たちの管理不足のせいで部の物をなくしたり、
色々な事がありチームが一丸になって取り組むことができないでいました。
そんな中では八支部大会、世田谷大会でも良い結果を残せませんでした。
そして新人戦3回戦東海大高輪台との試合。
1,2P終わって5点差でしたが終わってみれば30点差で敗北。
この試合で負けたのが自分が今までやってきたバスケットの試合で
一番悔しく忘れられない試合になりました。
新人戦が終わり、走るメニュー中心の長い冬。
私たち3年生のせいで何度も怒られ、チームとしてなかなか前進することが
出来ませんでした。
その中で、やってきた春。不甲斐ない内容の試合もあったものの、
私たちはなんとか目標にしていた都ベスト64を達成することができ、
チームのみんなで喜び合いました。
そして迎えたインターハイ予選。
1回戦からベスト64までの道のりに楽な試合は一度もありません。
しかし最後の大会、もう一度チームの目標である都ベスト64を達成するために
全力を出し切りたいと思います。
最後にこの3年間、第2体育館が改装工事ということでなかなか練習場所が
無いなか、練習場所をとってくださった新井先生や福田先生をはじめ
多くの先生方、練習や試合でサポートしてくれたマネージャー、
大学で忙しい中チームの練習に来てくださるコーチ、保護者の皆様や
OB・OGの皆様の応援があったから今私たちは不自由なくバスケットボールを
することが出来ています。
その事を忘れず最後の大会を臨みたいと思います。
ご声援よろしくお願いいたします。
副キャプテン 吉武 崇志