【男子】 IH予選3回戦
平成24年6月03日(日)
試合会場:東大和南高等学校
対戦相手:東大和南高等学校
○ 75対81
1Q 16対17
2Q 13対19
3Q 22対28
4Q 24対17
大会の一番の山場となる3回戦。
会場校とのアウェイ戦のなか勝利のため、チーム全員強気で試合に臨んだ。
1Q
スタートは#4森本 #5星野 #6星川 #7茶谷 #9榎本の3年生。
国士舘がジャンプボールを制し、すぐに#4森本がファールをもらうが、
シュートは決まらず、相手のゴール下が先制点となってしまう。
しかし、そのあとすぐに、#4森本が3Pシュートを沈める。
その後、続きたいところだが、互いにファールが絶えず流れがつかめない。
後半5分、#5星野がドライブからシュート決めると
そこへ、#9榎本も台形回りのジャンプシュートで続く。
残り4分、相手はメンバーを交代し、ディフェンスをきびしくする。
そのため、国士舘は思うようにボールを進められない。
残り1分、#7茶谷が途中交代した#13吉武にアシストパスをつなぎ、
ミドルシュートを決める。
対する相手は台形回りのシュートをうつも、入らず国士舘がリバウンドをとる。
残り30秒には、#4森本がパスカットから速攻を沈めバスケットカウントで
3点プレイにするが最後に相手も3ポイントを決め 1Q 16対17。
2Q
#6星川から#8長田に交代して、国士舘はディフェンスからスタート。
このピリオドも先制点は相手のゴール下。
なんとか追い返したい国士舘だが相手のプレスに、タンオーバーが増えてしまう。
一方、相手は高身長を活かしてゴール下で攻める。
開始2分過ぎたときに、#8長田がフリースローをもらい、このピリオド初得点とする。
その後すぐに、#4森本がドライブインでレイアップを沈め、
さらにミドルショットを決める。
#4森本の強気なプレイを見せられ、後半、相手はタンオーバーが目立つようになる。
その間に国士舘は、#9榎本が#4森本と#5星野のアシストパスをつないで
ゴール下のシュートを連続で決めていき、残り3分のとき25対25と同点に追いつく。
残り2分、#6星川が強いインサイドプレイを決めるも、
すぐ後に3Pシュートとゴール下を連続で決められ、
27対32と再び開いてしまい、国士舘のタイムアウト。
タイムアウトあけ、相手の1-2-2プレスにパスカットから速攻を多く決められ、
思わず国士舘2つ目のタイムアウトをとる。
残り数十秒、#9榎本がファールでチャンスをもらい
#4森本がジャンプシュートを沈めるも2Q 13対19、
一進一退の前半29対36と7点差で後半へ。
3Q
国士舘のオフェンスからスタートし、開始すぐ#9榎本がファールをもらい
#6星川がゴール下を決め先制点をとる。
しかし、その後すぐに#6星川、#7茶谷の厳しいディフェンスがファールとなり
相手に多くのチャンスを与え点差が広がる。
開始4分、#9榎本がリバウンドからゴール下を決め、
そこに#6星川もゴール下、さらに#7茶谷が3Pシュートを沈める。
しかし、直後に相手は3Pと速攻を沈め、残り5分切ったとき気づけば38対48と
10点差となってしまい、たまらず国士舘がタイムアウトを要求。
立て直そうと監督からの指示を聞き、タイムアウトあけすぐに、
#9榎本がドライブで切り込みレイアップを沈める。
その後、#4森本がステップインシュートを決めるが、
流れは相手が掴んだまま苦しい状態が続く。
国士舘はミスが目立つようになり、点差が徐々に開いていく。
残り2分、42対57となり国士舘後半2回目のタイムアウト。
タイムアウトあけすぐに、相手の3Pが決まってしまうが、
#6星川がファールをもらい、そのチャンスを#4森本が3Pシュートで得点につなげる。
その後は、#7茶谷がリバウンドに飛びつき、#9榎本がジャンプシュートを決める。
#9榎本がアシストパスをつなぎ、#13吉武がゴール下を沈め、
最後には#7星川がインサイドのシュートをブザービーターとするも3Q 22対28。
計51対64と13点差でいよいよ最終ピリオドへ。
4Q
苦しい点差だったが、誰もが勝利をあきらめていなかった。
国士舘はディフェンスからスタートするが、開始すぐに#7茶谷が3Pシュートを沈め、
国士舘のベンチが湧く。
直後に#4森本#7茶谷もカットインで攻め気なプレイで得点を重ねていく。
さらに#9榎本はバスケットカウントをもらい勢いづき、開始2分たまらず
相手がタイムアウトを要求。このとき60対68と怒涛の追い上げを見せる。
タイムアウトあけも仲間からの応援のなか、#4森本と#7茶谷が中心に
ドライブで強く攻め、バスケットカウントの連続で得点につなげていく。
後半5分、#13吉武のアシストパスをつないで#5星野がレイアップを決める。
その後も#7茶谷と#9榎本が奮起し得点を重ねていく。
だが、相手も譲らず、台形回りを中心に得点していく。
息をのむ、攻防が続く。
そしてついに残り2分、#6星川と#9榎本がフリースローをもらい得点へつなぎ、
74対74と同点になる。
終盤、互いにファールゲームとなり、一歩も譲れない。
残り1分、#7茶谷がファールをもらい75対74とし一歩リード。
逃げ切りたいところだが残り45秒、ここまでチームを支えてきた#4森本が
相手の接触に足を痛め、ベンチへ退くことになる。
何とか相手を収めたいが焦りからミスにつながり相手に得点されてしまう。
残り15秒、最後のタイムアウトをとり#4森本がコートへ戻る。
必死に粘るも最後は75対81で終了のブザーが鳴った。
最後の最後まで、目の離せない試合であった。
惜しくも3回戦敗退となってしまいました。
この大会をもって3年生は引退です。
チーム森本の結成から1年、第2体育館がなくなり大変、練習環境が悪いなか、
選手たちは一生懸命練習に取り組みここまで成長できました。
自分たちの目標を達成できなく、とても悔しいですが生涯の中で
大事な経験をたくさんしました。
これも、顧問の福田先生、監督の新井先生、保護者の皆様、OB・OGの皆様、
深澤コーチ、応援し支えてくださった方々のおかげです。
このチーム森本の歩みをこれからの新チームの歴史へと継承して
部の益々の発展へ繋げてほしいと思います。
3年間ありがとうございました。
男子バスケットボール部マネージャー(3年) 大栄