「10年間の集大成」
小学2年生から始めたバスケットボール。
私は人生の半分以上をバスケットボールに費やしてきました。
とても長かったけれど、私にとって10年間の集大成となる最後の大会が始まろうとしています。
2年生の頃は、ガードという立場で先輩達と一緒に試合に出ることがとても不安で怖かったです。
なかなかうまくいかず、失敗ばかりで足を引っ張っているという自覚がありました。
責任の重圧で何度もやめたいと思ったし、正直そのときは、バスケを好きではありませんでした。
先輩達のベスト16をかけた最後の試合、レベルの高い相手にボールも運べず、取れた点数も4点だけでした。
結果は4点差というあと一歩のところで負けてしまい、完全に私のせいで負けたと思い、申し訳なさでいっぱいでした。
とても悔しくて、もっと上手くなって自分たちの代では絶対にベスト16にいき、先輩達に恩返しをしようと思っていました。
しかし、そんな簡単にベスト16にはいけず、チームもなかなか1つにまとまりませんでした。
そんな中、やめたいと言いに行ったこともありましたが、私がここまで続けることができたのは、
これまでたくさんの迷惑をかけたけど見捨てず、試合に出し続けてくれた新井先生をはじめスタッフの方々。
部活のときでもそうでないときでも、常に一緒にいて乗り越えられてきた3年生。
最後までついてきてくれた優しい後輩達。
そして、長い間支え続けてくれた家族。この10年間、関わっていただいたすべての方々に感謝しています。
これまで誰よりも迷惑をかけてきた分、変わった姿を見せれるよう全力で大会に挑みます。
そして、このメンバーで創部初のベスト16を掴み取ります。応援よろしくお願いします。
米山