『脱皮した国士舘』
この約2年間は本当にあっという間でした。
あと少しで、11年間のバスケットボール生活に幕を閉じるとは考えられません。
1年生から試合にださせてもらって、たくさんの経験を積みましたが
3回戦のシード校の壁に阻まれ、今まで何回も悔しい思いをしてきました。
先輩のインハイ予選は病気にかかってしまい、会場にも行けず悔しさを
一緒に分かち合うこともできませんでした。
だから自分たちの代では、必ずベスト32にいくと決意しました。
しかし、代が変わっても足の怪我で手術をすることになり
スタートにおくれをとってしまいました。
当然、スタメンにも戻れず、試合に出ても自分の思うプレーはなかなかできない
苦悩の日々でした。
それでも3年生になって少しずつ試合に出させてもらうようになり
なんとか試合で使ってもらえるようになりました。
ここまで頑張れたのは、自分の母親の存在があったからです。
練習試合があれば時間があると見に来てくれ、どんなに仕事で疲れている日でも
必ず家に帰ると「今日の練習どうだった?」と聞いてくれました。
また、上手くいった日でもアドバイスをくれました。
そして、朝練がある日には快く朝からお弁当を作ってくれて
本当に多くの苦労をかけました。
そんな母親のためにも、最後の集大成としてインハイ予選で活躍し
必ず結果を残してバスケットボール生活を終えたいと思います。
金城