【男子】 最後のチャンス

投稿日: カテゴリー: 男子

最後のチャンス

 

国士舘高校バスケットボール部で頑張ろう。

そう決意した二年前がつい最近の事のように思います。

部活に来た当初は、想像を絶するようなトレーニングにより入部をためらっていました。

しかし、先生や先輩方からの熱い歓迎を受けた私は

断ることができず入部を決めました。

つらい練習の中でも懸命に取り組む先輩方の姿、入部したての私達へ

親切にアドバイスをしてくれる優しさにふれていくうちに

ここで頑張ろうという気持になり、がむしゃらに取り組んできました。

そのなかで頂いた1年生でのユニフォーム。

期待と緊張の中での公式戦初出場、そこで決めたシュート

この経験は今でも忘れられません。

新チームになってからも試合に出るチャンスを沢山頂きました。

しかし、結果は全くついてこず、チームに迷惑ばかりかけてしまいました。

そんな迷惑ばかりかけてしまった先輩方にプレーで十分な恩返しができぬまま

チームは終わってしまいました。

どんな時も私に声をかけてくれた先輩方に

「自分たちの代で勝って恩返しをしよう」そう決心しました。

気持ちを切り替えて始動した新チーム。

皆、目標である東京都ベスト32に向け全力で取り組みました。

しかし、度重なるチームでの問題、いざこざの多発からだらけてしまう日々

で先生方に迷惑をかけました。

そんな中挑んだ新人戦では、目標であるベスト32に挑むチャンスがありました。

しかし、その壁の高さを痛感した試合でした。

その後、長い冬が始まりました。

その冬の中、私達は大きな問題にも直面しました。

でもそこから再び頑張ろうと決心しました。

しかし、その後もチーム内で悪循が漂いその流れを

うまく断ち切ることができない日々もありました。

気づけば長い冬も終わり、春の合宿、新入生の入部、

春の大会と月日は流れ、今に至ります。

春の大会では私のファールトラブルでチームに迷惑をかけ

悔しい終わり方をしてしまいました。

 

なにをいおうと次の大会が最後です。

あっという間に過ぎたこの2年間。

振り返れば、思い出したくないようなことや灼熱の太陽のもと

スカイコートで練習した日々、仲間との思い出が沢山あります。

こんな日々も、もう終わりを迎えます。

今まで沢山チャンスを与えて頂いた福田先生、新井先生、コーチ

応援に駆けつけてくださるOBOGの皆様、いつも支えてくれるマネージャー

沢山振り回してきたけどついてきてくれた後輩、共に2年間戦った同級生

部活をさせてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。

また、今まで迷惑をかけた分、それ以上の恩返しをしたいです。

初めて試合に出た時のような試合に出る喜び、感謝を忘れず、

果敢に攻め続け、このチームの目標ベスト32を皆で勝ち取ります。

チーム一丸となって戦います。応援よろしくお願いします。

 

西村 哲

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