【男子】 責任と無責任

投稿日: カテゴリー: 男子

責任と無責任

 

 私はバスケットボール部のマネージャーになり、今まで足りなかった責任感や

礼儀、どんなことも気持ちを込めてやることを学びました。

私はほとんどバスケットに携わったことがなく、

そんな私が興味を持ちバスケットボール部のマネージャーになりました。

初めて部活に行った日は何がなんだか分かりませんでした。

ただ私の目に映ったのは、周りに気を配り、一生懸命に仕事を

している先輩マネージャーの姿でした。

その姿をみて、マネージャーという概念が一気に変わりました。

私も選手のために必死に動くマネージャーになりたいと思いました。

その日から心強い先輩マネージャーの金田先輩と大栄先輩に

一から丁寧に教えて頂き少しずつ仕事を覚えていきました。

しかし、私はわがままで怠け者で周りには迷惑かけっぱなしなのに、

先輩方は何も言わず見守ってくれました。先輩方には感謝してもしきれません。
時が流れるに連れ、私たちの代が近づいてきました。

不安しかなく、私に務まるのかとずっと考えていました。

 四の五のも言っていられず、ついに代替わり。

後輩も入り「責任」という言葉が私に重くのしかかりました。
その言葉とは裏腹に私は毎日のように先生に「無責任」だと怒られ

頑張ろうと思っても上手くいかないことが大半でした。

その時は、自分が情けなくて、悔しくて、涙がこぼれました。

何よりも先生に怒られたことで今までの自分の甘さが明確になり、

成長するための一歩になりました。
新井先生にはいつも文句をいったり、仕事をまともにできなかったり、

力になれたかどうか定かではありません。

しかし、私は福田先生、新井先生、コーチの下で2年間過ごせたことは

人生の中で大きな宝です。

いつも試合に来ていただいたOBOGの方々、特に中田さんは苦しい時に

いつもチームに手を差し伸べてくれました。

保護者・OBOG・先生・コーチ・トレーナーその他にも大勢の方が

このチームを支えて頂いているからこそ成り立っているのだと

知ることができました。

 ここまで来るのにたくさんの壁がありました。

その度に私は投げたしたいと思いました。

そんな時に支えてくれたコーチ、先輩達、同学年には感謝で一杯です。

春季大会では目標の「Best64」を達成しました。

今まで部活の為に頑張ってきたことが報われた瞬間でした。

そして、いよいよチーム伊原の集大成であるIH予選では

マネージャーとして最高のサポートを行い、選手は最高のパフォーマンスで、

三年生全員で「悔いはない!」と笑顔で引退できるようにします。

 

マネージャー 安藤 果南

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