支えていただいた全ての人のために

投稿日: カテゴリー: 男子

 高校生活での部活はとても短いものに感じます。

 2年前、私は高校1年生として国士舘高校に入学し男子バスケットボール部に

入りました。部活に入ったばかりのときは何も分からず、先輩方に1から仕事を

教えてもらい覚える毎日でした。また、1年生の時から試合や大会に

出させていただき貴重な経験をしました。1年生のときは、目の前のことを行うのが

精一杯で、勉強との両立も難しいものでした。そして、3年生の先輩方が引退し

1,2年生だけになり本格的な練習に入り始めると、中学と高校の大きな違いを

知りました。体格や体力が違い、毎回練習はきついものでした。練習にも慣れ

余裕が出てきた時には、すでに1年生の終わりで2年生になっていました。

2年生になり後輩が入り、仕事を教えることから始まりました。

後輩に何かを教えることは簡単なようでとても難しいことでした。

練習の内容から行い方、練習前の準備と片付けなど教えることは以外と多く、

私たちに教えてくださった先輩方の大変さがわかりました。

1つ上の先輩方が引退すると、今まではただ付いていくだけでしたが、

これからは私たちがチームの最上級生としてひっぱって行かなくてはならない時が

きました。そして、私はキャプテンに任命されました。最初、キャプテンは

どうしなければいけないのか全く分からなく悩んでいました。

どうやってチームをひっぱっていけば良いのかなど、わからなく毎日

考えるばかりでした。しかし、考えても何も浮かばなく毎回の練習を

ただ行っていました。

 ですが、新チームにも慣れ始め夏休みに入ると、少しずつキャプテンとして何を

しなくてはいけないのか分かり始め、段々と練習にも身が入るようになりました。

そして、慣れ親しんだ第二体育館と別れ、キャプテンとして落ち着いてきた

頃にはもう3年生になっていました。3年生になってみると引退まで

あっという間で、毎日の練習がとても短く感じます。新しく1年生も入り、

このチームでバスケットボールが出来るのも数えるぐらいしかありません。

 私がここまでバスケットやキャプテンを行ってこられたのは、部員や

マネージャー、監督・OB・OG・家族などの支えがあったからこそできました。

部員には、いろいろと頼りないキャプテンや3年生に協力してもらい、

マネージャーには毎回練習試合があると、試合中はスコアを書いてくれ、

試合の後日にはまとめたプリントを作成してもらい、練習中には細かいところまで

行ってもらい本当に助かりました。

 顧問や監督からは、私たちが勝ちあがって行けるようにアドバイスやプレーを

熱心に教えていただき、OB・OG方にはOB会に忙しいなか来て、私たちの相手を

していただき試合があると応援や差し入れなどをくださり、とても感謝しています。

家族には、私が今まで何をするときも支えてくれ、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、今までやってきたことが無駄にならぬよう、私は悔いの残らぬように

このチームでやれることを精一杯やりたいと思います。

 

 

キャプテン 高橋

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